太刀魚ナビ

時間　18:40～20：30
潮　　小潮（下5分～9分）
釣果　2匹（指2本半、3本）




久しぶりのタチウオ釣り。

不二製油裏テトラに向かいます。
18：40現地到着。誰もいません。

「これは海に落ちたら助からんな」

真っ暗な釣り場に不安を感じ、ライフジャケット着用、携帯持参でテトラに降り立ちました。
雨の影響とは言え、貸切状態というのは今期初めての出来事です。

いつものようにリアルヘッドＭを使用。キャスティング開始後15分。
着水カウント5、2段シャクリの終盤でした---竿の位置は12時、
コツンというアタリ。
後ろにのけぞりながら大きくアワセを入れます。
しかし、フッキングストロークが短くて、針掛りせず。

エサのキビナゴを取り替えて再投入。
今度はフォーリング後一回目のシャクリ序盤、手元が軽くなる。
食い上げのアタリです。
糸ふけを急いで巻き取ってアワセますが、これもスッポ抜け。
なかなかうまくいきません。

カリカリきながら、テンヤを再キャスト。
今度は足元近くでテンヤの重みがゼロに。。。。。
ケミホタルが水面近くで、大きく左に動いた後、
「ピシャ」
っとジャンプ一閃、針をはずされてしまいました。

苦悩の30分間、このような失敗が何度繰り返されたことでしょう。
タチウオの活性は素晴らしく高くて、ほとんど1キャスト1ヒット。
手元に感じないものまで含めると20回以上のアタリがありました。

「やばいでこれは。」

さすがにボー○を覚悟したくらいです。

このままで0/20という屈辱的な記録を作ってしまう。

何とか1匹を釣りたい。

テンヤをＳＳに変更したり、フォーリングの糸ふけを早めに巻き取ったりしてみました。
しかし、フッキングには至らず。
横向きの姿勢でシャクってみる。これが正解でした。

投入後すぐ食い上げのアタリ。
ヘビキャロの要領で大きくスイープにアワセを入れる。
「ガツッ」

この手ごたえを待ってました。

ようやく掴んだ20分の1のチャンス。逃してなるものか。
途中何度もフッキングを入れなおします。
獲物を引き抜き。
ギラリと輝く指2本半の若太刀。針はクチバシの横からスレ掛かりしています。

「掛からんはずやわ」

1人で納得し明日のおかずをナイロン袋に入れます。

その後、若干のフッキング率向上を果たし、1匹を追加して終了しました。
残念ながら釣果は2匹でしたが、タチウオ釣って

こんなにうれしかったのは久しぶりです。

アタリ回数は数え切れないくらいです。
今季最高の高活性でした。
この時期に2本半が湧き上がっている状況から判断して、
今シーズンのタチウオはまだまだいけそうな予感がしています。